飛行機関係のトラブル
私は、パスポートや財布を取られたりという盗難にあったことはなく、体調不良も発生したことはなく、幸い海外でのトラブルはほとんど経験がありません。危険そうなところには近づかないとか、生水を飲まないなどの対策は取っているつもりですが、基本的には運よく回避できているだけだと思っています。
ただ、あまり問題にならない程度ですが、飛行機関係のトラブルには遭遇します。飛行機関係のトラブルには下記のようなものがあります。
・飛行機が飛ばない
・飛行機に乗り遅れる
・飛行機が遅延する
・周りの乗客に恵まれない
・物を紛失する
まあ、致命的な状況にはなっていないのですが。
まず、「予約した飛行機が飛ばない」「飛行機に乗り遅れる」についての私の経験を述べたいと思います。
飛行機が飛ばない
・天候で飛ばない、というのはわかりますが、昔、上海浦東で乗ろうとした上海航空(今は中国東方航空の傘下です)で、急にフライトが欠航になりました。瀋陽便だったと思うのですが、おそらく予約客数が十分いなかったからと思われます。一応別の会社の便に振り替えられたのですが、最初、カウンター前での中国語での説明しかなかったので、便の変更や、別のターミナルに行かないなどの最初の情報は、拙い中国語でなんとか周りの人に尋ねて理解した覚えがあります。今だとメールで事前に案内がくるのだと思います。
・’18年に、台風で関空への連絡協にタンカーが衝突して使用不能になったことがありました。私はその4日後に1人でドイツ出張にいくため、ルフトハンザ航空の関空-フランクフルト直行便に乗る予定が、当然欠航に。東京周りの便もあっという間に埋まって、出張をあきらめかけましたが、旅行代理店が、下記のような福岡出発/中部帰着のタイ航空の便を発見してくれたので、それを予約して行きました。
行き:
福岡 11:35 →バンコク 14:55
バンコク 23:45→フランクフルト 翌06:00
帰り:
フランクフルト 14:45 → バンコク 6:25
バンコク 10:45 → 中部セントレア 18:40
ただ、特に行きに問題がありました。
・私が住んでいる京都から朝の移動では間に合わないので、新幹線で移動し前泊しました。
・バンコクで約9時間待ち。外に出てトラブルにあってもいけないので、空港で一人でじっと過ごしました。
・タイからフランクフルトの便は、2階建てのA380の階段近くの席。タイで充電したヨーロッパのパリピが乗客の
多くを占めており、人の動きも多い雰囲気で、なかなか眠れませんでした。
金曜の夕方に大阪の職場を出て、日曜の早朝(現地時間)にドイツに入るという長時間の移動でした。
・’10年に、アイスランドの火山噴火で、火山灰によって結果的にヨーロッパ30か国の空港が閉鎖になりました。プライベートでスペインにおり、帰国の便が飛ぶか危うい状態で気が気ではありませんでした。バルセロナは閉鎖になったのですが、マドリッドからなんとか帰国便が飛びました。これは運がよかった例ですね。
飛行機に乗り遅れる
オスロ(ノルウェー)からストックホルム(スウェーデン)に私用で妻と二人で行った際、予約していたLCCに乗ることができませんでした。普段は飛行場に早く着く計画を立てるのですが、この時はオスロのカフェに長居して出発が遅れ、しかも空港への鉄道が遅延してしまいました。途中で、搭乗便キャンセルの電話を何度も掛けたのですが、繋がらず、そのままオスロ空港へ。
荷物預け入れの時間はなかったので、追加費用を抑制するために、妻だけを飛行機に乗せて、私は荷物を持って次の便のチケットを買って乗りました。ただ、私の次の便名が間違って妻に伝わっており、どの到着ゲートで待てばよいのか迷った用です。
それでも、ストックホルム空港でなんとか数時間後に会えたのですが、妻はかなり不安だったようです。今でもたまに言われます。
あと、海外ではないのですが、結納の時の話。妻の四国の実家に、うちの両親と向かいました。伊丹からその県の便には出張で何十回も乗っていたので慢心していたのですが、両親同伴は勝手が違い、遅れそうになりました。なんとか間に合ったのですが、もし遅れていると午前中に行うとよいとされている結納が午前中にできず、一生、妻から言われるところでした。
なお、結納道具は、貴重品扱いで機内預かりはしてもらえず、その長い箱を私と両親で持ちながら機内で着席して過ごしたことを覚えています。
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